人生やりたいことは全部やる

死ぬこと以外かすり傷

保育園実習って大変ですよね

保育園や幼稚園の先生って、子どもと遊んだり面倒見てればお給料貰えるんでしょ?いいな~
 
なんて、そんな馬鹿な甘いことはありません!!!
 
じゃあやってみますか保育士のお仕事!!
どんなに大変で、先生たちが日々努力をしているか!
 
 

.....こんばんは。

 
冒頭で熱くなってしまいました(笑)
 
 
今日は保育士として働く前、教員の学校に通っていた時のことを書こうと思います。
 
 
私は社会人での初めての仕事は保育士を選びました。
 
詳しいことは言えませんが、都内の私立のとある保育園で新卒から数年間勤務していました。
 
高校卒業後の進路で、その時はまだ働きたくないな~とか、今のご時世高卒で入社できるところは少ないかと思って、とりあえず就職以外の道を選びました。
 
でも大学4年も行きたくない。
大学4年なんて、後半はほとんど遊んでるようなものと聞く。
お金を出してくれる親に失礼だと思って、2年制の学校にしようと思いました。
 
で、専門学校は専門知識しか学べないのかあ。
だったら一般教養もある短大にする!と決めました。
 
じゃあどういう系の短大にしようか。
 
高校も商業科のところに通っていたので、社会に出たら何かしら使える資格とかが取れる学校にしたい。
 
その中で1番興味があったのが教員。
 
教員といっても色々な種類がありますよね。
 
小・中・高校の先生、養護教諭、カウンセラー...
 
私は特に小さい子どもがずっと大好きだったので、幼稚園教諭や保育士の資格が取れる短大に決めて進学しました。
 
夢の一つに、"先生"って呼ばれる仕事に憧れをもっていました。
 
2年間の短大生活は、私にとって一生ものでした。
クラスも、授業も、行事も、全てが楽しくて、毎日短大に行くのが楽しくて仕方なかったです。
学校生活の中で1番楽しかったですね。
 
でも、つらかったのが実習です。
 
これは教員になるためには避けられないものです。
 
大学4年間で、同じいくつか実習をすると思いますが、短大はその期間が半分。
同じ量の実習を2年間でこなし、なおかつ、授業を受け、単位を取り、私の場合は他の友達よりも人一倍ピアノを練習していました(独学でやっていたため)。
 
ぶっちゃけ、とても忙しい2年間でした。
遊ぶ時間も、バイトもできる自由な時間がある4年制の大学の友達が羨ましかったですね(笑)
 
1年生の時は、月曜日~金曜日まで毎日ほとんど1限から5限まできっちり授業が入っていました。
 
2年生になったら授業数は少し減ったものの、今度は実習のスケジュールが怒涛でした。
 
1ヶ月~1.5ヶ月おきに次の実習が回ってきて、あれ...この間実習したばっかりで、また次の実習か...と思っていました(笑)
 
 
私は教員のお仕事をなめていました。
 
幼稚園や保育園の先生って、子どもと遊んだり面倒を見てお金を貰えるなんて、なんて素敵な仕事なんだとばかり思っていました。
 
本当に馬鹿ですね。
 
このことはたまに親とか友達に言われるのですが、幼稚園や保育園の先生って、子どもと遊んでいればお給料貰えるんでしょ~?と。
 
そうだったら苦労していませんよね、全幼稚園・保育園の先生!!(笑)
 
実習もそうなのですが、子どもと遊んだり面倒を見ます。
 
さらに、書類業務やら季節や行事の壁面製作もあります。
 
実習だと、毎日家に帰って"実習日誌"というものを書きます。
 
これ、本当にしんどいですよね...。
私は2度と書きたくないですね...。
これがなければ実習はいいんですがね~。
 
この"実習日誌"というものは、その日あった子どもたちの様子や、担任の先生の行動や子どもたちへの接し方・保育の仕方などを、出勤から退勤まで時系列で手書きで書きます。
 
ぶっちゃけ、家に帰ってきて書く時に、覚えきれてません(笑)
 
でも実習中にガッツリメモを取る時間なんてありません。
 
私は記憶し、お昼ご飯の時にメモをサッと取り出して、重要なところだけ書いていました。
 
実習日誌を時系列で書き終わったら、その日の自分の感想や評価を書いて、次の日の朝には担任の先生に提出し、直しをいただきます。
 
これ、書き終わるまでに2時間はかかるんですよ...。
しかも毎日、2週間書き続けます。
忘れました、書き終わりませんでした、では通用しません。実習評価が下がるだけです。
 
今でもたまに、実習日誌を読み返す時があります。
頑張って書いていたな~とか、先生のコメントがとても励まされる内容で、落ち込んだ時に見返しています。
 
 
実習期間は本当にしんどかったですね...。
正直、保育士現役の頃より、実習の方が私はきつかったです。
保育士やってた頃は、シフトや仕事量もありましたが、疲れた時はバランスを取って普通に夜9時とかには寝てましたから(笑)
 
実習期間は、
朝6時に起きて準備
実習に向かい、17:30くらいに退勤
家に帰って2時間日誌を必死で書く
次の日の活動の準備をする
 
なんてリズムをしてたら、いつも寝るのは深夜になってましたね...。懐かしい。
 
でもその下積みがあったからこそ、保育士になっても頑張れたのかもしれません。
 
 
幼稚園2回、保育園2回、障がい者施設1回をやって、私は幼稚園教諭免許・保育士資格・認定ベビーシッター資格の3つを2年間で取得しました。
 
決して簡単なことではないと思います。
 
頑張れたのは、支えてくれた短大の友達。
みんなも同じ実習を頑張ってるんだ!と思って、毎日グループLINEで励まし合ってましたね。
 
あとは家族。
朝が早いのにも関わらず、朝ご飯を私が起きてくる前には作ってくれて、実習先の近くまで送り迎えをしてくれて、私が実習日誌を書き終わるのを待って夜ご飯を用意してくれたり。
 
今は親と離れて生活してるのですが、本当ありがたみが分かります。
 
 
幼稚園、保育園の先生になるためには、大変な努力をしなければなりません。
簡単なことではないことです。
 
でも私は、2年間で免許や資格が取れて、すぐに現場でお仕事ができたのは良かったと思います。
 
 
実習では、幼稚園2園、保育園2園、障がい者施設1施設を経験しました。
 
その中でたくさんの出来事や素敵な思い出、素晴らしい先生に会いました。
 
中でも1番印象に残っているのが、障がい者施設の実習です。
 
 
続きます。